ABOUT THE PROJECT

朝日町(あさひまち)のブランディング・プロジェクト

プロジェクトのはじまり

「あなたの講演をCDで何度も聞いて暗記しました」

<日経トップリーダー>という全国の経営者が愛読する雑誌に、
ビジネス書作家として知られる村尾隆介の講演会を収めた音声CDが付録となっている号がありました。

そのCDを聞いた山形県朝日町の町長・鈴木浩幸は、「これこそ町に必要な発想」と、
東京を拠点にしている彼に連絡。

しかし、年間330日の出張生活を送る人気コンサルタントとコンタクトを取るのは容易ではなかったそうです。

が、村尾隆介が数ある仕事のオファーの中から俄然、この小さな町に興味を持ちはじめた言葉があります。

それは…、「あなたの講演のCDで何度も聞いて暗記しました」という町長の言葉。

「『AKBのダンスを完コピした』という話はよく聞くけど、人の講演を“完コピ”って、かなり面白いなって。
そんな町長がいる町は、きっと素晴らしい未来につながっていると思いました」

村尾隆介は、このときの秘話を、後にメディア各社に語っています。

プロジェクトの「3つの柱」

「失礼ですが、それでは町は変わらないと思いますよ…」

このプロジェクトで村尾隆介に託されたのは、以下の3つです。

1.町全体のブランド化
2.町にある個々の会社・お店のブランド化
3.町役場と、そこで働く職員のブランド化

「これらを月に一度、町に足を運んでセミナー等で教えてほしい」、これが役場から依頼された仕事内容でした。

しかし、村尾隆介が返した言葉は、「それでは町は変わらないと思いますよ…」というものでした。

「僕もひとりの町民となって、町民のみなさんと同じ目線で考え、同じように汗をかいて、みんなで一丸となってやらないと、
形式だけの“ブランド化推進”で終わってしまうと思います」

こうして山形県民・村尾隆介は誕生しました。
住民票を移したその日、県内の各メディアは、それを大きく報じました。

熱気に包まれたキックオフ!

「まずはワクワクしてもらうことが大事。ブランディングは、それから…」

2014年4月15日、山形県朝日町の役場でキックオフ宣言が行われました。
町長のあいさつに、村尾隆介のエンタテイメント性高い90分の講演…、集まった町民のワクワク感は、すぐに沸点に達しました。

海外生活が長く、日本人離れした講演を行うことで知られる村尾隆介ですが(プレゼンテーションに関する書籍も出版しています)、
この日は町のために、ほとんどカタカナ語を使わず、いつもよりゆっくり丁寧なトークを展開しました。

「講演家として過去10年近くやってきた僕のキャリアで、これは最も重要な講演のひとつ。
出だしで失敗したら、町が変わるスピードは各段に遅くなると思った」

でも、終わってみれば大成功。

この日を境に、山形県朝日町は毎日のようにメディアに明るいニュースを提供する、
前向き&前のめりな町に変化を遂げていきます。

長いか? 短いか? 2年間という時間

「仕事を残すのではなく、“仕組み”を残すこと…」

2年間…、これがプロジェクトに与えられた時間です。

メディア各社にも、インタビューで村尾隆介は、この時間で足りるかと尋ねられます。

「もちろん、それで町が丸々変わるわけではないでしょう。でも、この町が全国区で輝いていくための土台づくりには十分。
そのために必要なことは、すべてやっていくつもりです」

実際、「町の空気が変わった」「町民に自信が芽生えた」「こんなに注目を浴びて、メディアに登場し続けた日々はなかった」と、
いたるところで、このブランド化の推進に関する言葉が交わされ始めています。

「でも、大事なのは僕が町を去ってからです。僕がすべきは“仕事を残す”ではなく“仕組み”を残すこと。
僕に代わって町のブランドを育てるメンバーと、持続できる意識の高さ、仕事のクオリティの“あたりまえのレベル”をあげることが、何よりも大事です」

では、実際にどんなプランでプロジェクトを進めようとしているのか?
そのゴールとスケジュールについても見ていきましょう。

> TO BE CONTINUED (GOAL)

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